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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第44章 3度目のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



「いや、でも…確かに
駐車スペースの横に小さいけど
部屋の内観のパネルがあるね…」

「なら、降りて見て来るか?」

果たしてこれは正しい部屋の
選び方なのだろうか?
そう思わないでもないが
シートベルトを外して降りると
空いている部屋のパネルを頼りに
部屋をみくりが選んで

ある駐車スペースの前で
ここがいいと手を振って
杏寿郎に合図をして来たので
その部屋の入口の前の
スペースに車を停めた

「ごめんね、まさか
ワンルームワンガレージだと
までは調べてなくて」

「と言うか、このホテル
外観が二階建てじゃなかったか?」

「部屋に入ったら分かるよ」

そう言って部屋のドアを開いて

杏寿郎に中に入る様に促して来て

入口から入った場所で
杏寿郎が止まってたから
車が駐車場に入って来る気配を
感じとって固まっている

杏寿郎の背中を押して
部屋の中に入れるとドアが自動ロックされた

「何と言うか…、外観と
内観も合致してるんだな…」

「だって、ハートのホテルって
言うんだよココ。部屋は12しかないけど
全部ハートの部屋なの。凄くない?」

確かに…目の前にあるソファも
背もたれが赤と黒のハートが二つ
重なり合ってる形になってるし
そのソファの上のクッションもハートで

その向かいに置いてある
テーブルもハート型をしている

部屋の奥に階段を見つけて
その階段の先を見上げると

「上に高さがあると思ったら、
メゾネットタイプか。
そうかそれで、外観が二階建てだったのか。
確かにワンルームワンガレージで
全室メゾネットは珍しいかも知れんな」

「ねぇ、杏寿郎。二階も見てみる?」

促されるままに二階に上がると
メゾネットになってる
中二階の部分にベットが配置させていて

壁がプロジェクターになっている様だった

「風呂は二階にあるのか…」

ガラス張りになっているので
ここからでも中が見えるので
その中に在るジェットバスの形も
ハート型になって居るのが見えて

「ジェットバス好きだから、
ある所選んじゃうけど、泡風呂したいし
丸いのはあるけど、珍しいかなぁって
ハートの形のお風呂。見て見て、
泡風呂の元、ストロベリーチョコの香りだって」

杏寿郎がベット上に
視線を向けていて

「どうしたの?杏寿郎…って、あっ」

その視線の先をみくりが辿る

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