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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第44章 3度目のバレンタインデーは…後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ


見る人から見たら
それは只のガラスの欠片だし

ゴミでしかない物なのに

「どうするんだ?それ…」

「沢山ある訳じゃないからなぁ…
沢山あるんだったら、何かに
出来るかもだけど…。レジンか
何かの中に入れてもいいかもね」

それからしばらく
みくりの宝探しに付き合って

再び車に乗り込んだ

「思った事があるんだが…」

そう杏寿郎が
言い出して来て

「ん?思った事って」

その言葉の続きを
みくりが促した


「こんな風に、方法さえ工夫すれば
ストレスを感じる事もなく、旅行も
楽しめるんだなと思ってな。
温泉に入りたいと思ったのも、
君が叶えてくれたしな」

「でも、普通の旅館に行っても
杏寿郎と一緒に温泉入れないしね」

ハンドルを握ったままで
杏寿郎が

「行くか?旅行…。
今度は普通の旅館で、
部屋に露天風呂が付いてる所。
少々値段が張るだろうが、
お籠りステイも流行ってる事だし、
それ用に新しく、改装してる
旅館やホテルも多いだろうしな。
施設もプランも
それ向けになってるのもあるだろうしな」

「そうだね、それなら
新婚旅行もできそうだけどね」

はははと杏寿郎が笑って

「流石に県内の温泉じゃ、
新婚旅行とは言えんだろうが…
何もしないよりは良いだろうな」

それから40分ほど車を走らせて
夜景デートで有名な山の
国道沿いにある
有名なラブホテルのエリアの中にある

一軒のラブホテルに着いた

セットしていたナビが
目的地付近ですと案内を終了してしまって

杏寿郎が助手席にいるみくりに向かって

「本当にここなんだな?」

と念を押すようにして確認して来たので

「だって、バレンタインだからさ。
こう言う所の方がいいのかなって」

杏寿郎のリアクションを見る限り
ドン引きしてるんじゃないかなとかって

だってホテルの外壁が
ハート柄だもんね
すっごい周囲のラブホテルからも
浮いちゃうよね?お城の外観よりも
悪目立ちしてるもん

チョイス…間違えた?とも思ったが

いや バレンタインデーだしっと

「どうして、ここにしたんだ?」

「え?理由。部屋選ぶタッチパネル見たらって」

駐車場を見て違和感を覚えた

「むっ、ワンルームワンガレージタイプか
あまり見ないタイプのホテルだが…。
どうする?選びたいんじゃないのか?」


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