• テキストサイズ

【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第15章 バンバンジー


ー研磨sideー










カリフォルニアの18時。
サマータイムだからこっちの10時。

穂波のインスタアカウントに動画をアップした。

日本にいる人は穂波の両親をのぞいて誰にも言ってない。
クロにも、ツトムくんにも。









穂波に投稿やアカウント管理を任せたら、
なにも動いてかない気がした。

日々の中であまりそこに重きを置いてないし、置くことがなさそうだし。
それでいいと思うし。

だから苦手なとこはおれがやるってことで共有アカウントにした。










こっちは日曜の午前。向こうは土曜の夕方。

別に日本やカリフォルニアにターゲットしぼってるわけじゃないから
何時だっていいといえばいいんだけど、
せっかくだからおれらのいる地域だけでも動きがあるだろう時間に。










2月にカリフォルニアに行った時に、
穂波の手元にある動画をまとめて送ってと伝えた。

それをみて、色々練った。
穂波にもやってみてほしいことを伝えて動き出した。

もろもろの対策で法人化はしてたけど、
5月に会社を起こした。

とはいえ、今はおれとあと、
会社作る前からDMチェックお願いしてた大学のトモダチが一応バイトでひとりいるだけ。
DMのチェックだし大学で会えるし、リモートっていうか、
空いた時間にやってもらってるからうちに通いにくるとかはない。











穂波も別に、おれの会社に所属してるとかではない。
穂波はあくまでも一般の人、としてただそこにいるだけ。
…なんだろ、会社が関わるからまぁ体としては、
おれが発掘した人の動画制作に手を貸してる、的な感じでいいと思う。

お金のやりとりは会社とフィルマーの間にあるだけ。
…今のところは。










高クオリティのものを少ない数でいいからあげていく。
穂波の希望の
「みてくれた人の中の一人だけでもいい、少しでもこころに風を吹かせれたら嬉しい」
はクオリティ次第でどうとでもなると思った。
SNS上での戦略は必要ないと思った。




だから重要なのは撮る側だった。















/ 1061ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp