• テキストサイズ

【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第15章 バンバンジー












「鉄朗くん、朔のアトリエまだ見てない?
ショップも併設されてるんだけど、みるだけでもどう?」










朔さんの奥さん、萌さんがふっと俺に声をかける。
ショートカットが似合う美人、
小顔で線が細くて色白で、
ひょっとすると小動物のようなルックスの人だけど
地に足ついている雰囲気で、声は低めでかっこいい方の美人に気付けばなってるような。
そんな魅力的な女性。

あー…俺も彼女欲しいわぁ……
最近研磨と穂波ちゃんのいちゃこらを見てなかったからすっかり忘れてた感情を思い出す。











「あ、是非。興味あります。 …朔さん、ちょっと行ってきます」











その時は本当、ここでの普通な流れなのかなって具合で何も考えずに俺は萌さんについて言った。
その後も萌さんは普通な感じで、だから普通にアトリエ見させてもらって、
萌さんのアトリエも案内してもらって、
すげー知らなかった世界が広がってくような有意義な時間を過ごした。

でも今思えばあれは、
研磨と朔さんを2人にしてやろうっていう計らいから来た時間だったのかもしれない。

それを、あそこまで自然にやり切るあたりが、すげーな、
穂波ちゃんみてーだな、とか思った。
























「ふーん、じゃあ何の用事で行ったのかはわかんねーままなんだな」

「そ。研磨も何も言わねーし、ま、いっかと思って …って、あと5分じゃん!
俺トイレ行ってくるわ!お前らもう行った?」

「俺は行ったよ」

「黒尾の後でいくわー。うんこすんなよ。 …っていうかリエーフがさ、」












うんこ、ってワードから思い出したのか
夜久は海にリエーフの話をし始める。

今まで普通にしてたけど、なんかすっげーどきどきしてきたんだけど、
研磨の配信。















/ 1061ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp