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【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第14章 蜂蜜


ー研磨sideー










穂波が真っ直ぐに誰かのことを褒めるのとか、
普通にうっとりとした顔で誰かのことを見るのとか、話すのとか、
何度も目にしてきた。

でも別に嫉妬とかなかった。

けど何でだろ、翔陽のことを色っぽいとか言って
ほわほわした顔になってる穂波を見てたら、
翔陽の反応を見て楽しんでるような穂波を見てたら、
普通に嫉妬してた。

いくら翔陽でもダメ、って思ったけど
もしかしたら翔陽だからダメなのかも、とか思った。










……よく、わかんないけど。











「…すげーな、なんかこうっ、いろんなこともっと出来そうな気がしてくるな!」











まだ興奮が冷めないみたいだけどでも少し落ち着いた様子で翔陽が言う。

…ビデオ通話っていう選択肢があることで、的なことを言ってるんだろ。











「例えばさ、穂波ちゃんに料理とか栄養のこと相談したりさ!
メール打つよりなんか、サクッとできそうだよな!
メールで日にちと時間決めてさ!」

『…ふふ、今のわたしは別に専門的な知識はないけど、うん、
友達としてならいつでもできるよ。楽しそう』











そんな風に翔陽が何か閃いたり、
思い出して話したり、質問してきたりして結構長い時間3人で通話した。

確かにそれはちょっと新鮮で、
穂波とするのとゲームのチームとするの以外おれもビデオ通話とかしかなかったから、うん。

なんかいろいろ広がった感じがした。

リモートとかオンラインとか、ほんとこれからもっと、進んでくんだろうしそれに。












翔陽は相変わらずおもしろくて。












だからやっぱり何か、おもしろそうなこと見れそうだなって、
そういうことも改めて考えた。












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