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【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第14章 蜂蜜


*裏〜P905










先端で入り口を優しく擦るようにすると、くちゅくちゅと水音が溢れる。

穂波は小さく腰を浮かせ、揺らし、
待てない。とでも言いたげな動きを見せる。

少しだけ焦らして、それから
ずずずっと先っぽだけ入れれば、











『…ん はぁっ……』













甘い声が耳に届く。

一気にぐっといくのもいいけど、
ゆっくり、沈み込んでいくのは、最高に気持ちいい。

なんかこの、ずずずって侵入していく感じ、肉感とか温度とか、
入った、って感覚とか全部が、たまらない。












『…っん』












中程まではいったところで、穂波はすでに息が荒くなってる。











「ダイジョーブ? まだ、半分だけど」

『…ん、気持ちいい… だけ』

「…ふ」












そのまま焦ることなく、奥までじっくりと身体を沈めていく。












「………」












奥まで入った、やばい気持ちいい、って目を閉じて
それから開けると、瞳からぼろぼろと涙を流す穂波が視界に入った。











その涙が、潤んだ目が、紅潮した頬が、かわいくて仕方なくて、
拭うことも撫でることも出来ずただただ見つめる。












『…っく 幸せ…… 研磨くん大好きぃ……』












それだけ言葉をこぼすと穂波はおれに向かって腕を伸ばす。

誘われるようにそのまま、身体をかがめ、唇を重ねる。

やわらかく、ふかく、やさしく、なまめかしく。











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