• テキストサイズ

【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第10章 梅と









「……うん、どんぴしゃ」

「びったびた」

「………」










昨日、スケボーに行ったとき、
カズくんがトリックを決めると周りの大人のスケーターたちが、
なにかしら言葉を発してて。

やべー!とか、すげー!とか、
今のびったびたに決まってんね、とか。

それで倫ちゃんは、その言葉を気に入ったというかなんというか。
面白半分で使ってるみたい。

カズくんの淡白なリアクションも込みで、きっと気に入ってる








『倫ちゃん、侑くんに一回電話しようよ』

「あーまぁそうだね、でもまず研磨くんたちキャッチしなくても平気なん?」

『あ、そうだった。 もしかしてもしかしたら…』

「2人でスケボーやってんのかな。時間忘れるとか相当だね」

『うん。でも、あるあるだよね』

「おれらはしょっちゅうだけど。研磨が古森くんとって、なんか。新鮮」

『ふふ、確かに。また一つ新しい研磨くん。研磨くんのままで新しい、研磨くん』








研磨くんが広がってく。








「かけてもいいの? …かかってきたわ、噂をすれば侑」










倫ちゃんが通話ボタンを押すと




「あ、出たでた。 うっわ、穂波ちゃんおるやん! やっば!
穂波ちゃんやっほーー!」

「おーーーーーい!穂波ちゃーーーーーーん!!!!」










侑くんの可愛い声と光太郎くんの元気な声。
聖臣くんは、画面から消えちゃった。










『あ、せっかくだからプロジェクターとうまく繋げれるかやろっか』

「そうだね」










侑くんと光太郎くんとわいわいおしゃべりしながら、
プロジェクターとも無事繋げれて、
あとは主役だね、帰ってきたときに静かにしてれば別にこのままば繋げたままでいっかってことで、
そのまま壁にみんなを映したまま過ごす。









向こうの机の上に美味しそうなご飯が並んでいく。
治くんお手製のあれこれ。

油断すると治くんに質問攻めしちゃいそうになる。











/ 1061ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp