第9章 aims
*さらっと裏(このページのみ)
身体を少し持ち上げて、ねっとりとキスをして。
それから唇が離れ、穂波の腰がゆらゆらと動き出す。
手を伸ばしてその柔らかい2つの膨らみを掴んで。揉んで。弄って。
穂波はおれの手に自分の手を重ねながら、
奥に当てるように、ソトの蕾を擦るように動く。
エッロい。
一度だけで満足するのに。ほんとなのに。
それと同時に、してもしても足りない。
ずっとそう。矛盾がすごい。
矛盾がすごいけど… ずっとそうなの、良いって思う。
ここから見る眺めはサイコーだ。
おれのを咥え込んでヒクヒクと波打ちながら熱く、締め付ける穂波のナカ。
揺れる胸や髪の毛、朧げな目、色っぽく開いた唇。甘く小さく漏れる吐息。
全部、おれの。 おれだけの。
「…穂波、きれい。 もっと、乱れていーよ」
『…んっ ふぅッ ……ッ……』
目を潤ませながらおれを見つめて、こくこくって頷くとまた、目を閉じて。
快感に浸る穂波。
おれの目を見るたびにナカがキュってするのもずっと変わんない。
目見てたいけど、目閉じてるのもエロくてすき。
膝を立てて、足をついて。
今度は上下に動き出す。脚を広げて、おれの腿に手を添えて。
「…ッ………」
『…んぁ………ッ………』
気持ちいい。
やばい。
朝から極楽。
『けんまくッ… 気持ちいぃ?』
「…ん、きもちぃ」
『んっ……』
安心したように呟いて。
少しすると身体をかがめてキスを強請るようにしてくる。
その唇に人差し指を当てて
「ねぇ穂波、おれのこといかせて?」
『ん』
「ん、いーこ」
指を、穂波の口内に侵入させると、吸い付くようにしながら舌を絡めて。
空いてるおれの手をとって、また触って?っていうみたいに、自分の胸に持っていく。
穂波にイって、って言ってるんじゃないのに。
おれをどんどん欲しがって、自ら求めてくるその行為に。
たしかにおれは満足して、それからコーフンする。