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【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第7章 su casa


ー研磨sideー








1日で、じゃなくて一晩で。
しかも続けて3回もするのなんて初めてで。

できることにチョット驚きつつ、でも穂波だから。
全然、できちゃうなっていうか。








あんまり動かずお互いの身体をずっと味わってる感じ。
繋がったまま、キスしたり、撫でたり、見つめ合ったりしてると
勝手にピクピクしたり、うねうねしたりする。
それで、イきそうになったり、穂波は小さくイったり。









もうずっとそんな風に身体を重ねて、絡めあってベッドの上で2人でいる。
上になったり、横になったり、下になったり。
穂波の身体が柔らかいからなんか、すごい… 絡まってる感。









イかなくても別にいいかも…とか思えてくる。
なんかよくわかんないけど、目的はそこじゃない感がすごい。

まぁもう2回出してるからかもだけど…









『…研磨くん すき』

「…ん、知ってる。 おれもすきだよ」

『…ん、 ぁ……』









首筋にキスを落とせば甘い声が小さく漏れて。

全部おれのにしたくなる。










このとろけた顔も、甘い声も、汗ばんでしっとりとくっついてくる肌も、
絡み合ってお互いにうつし合ってる気がする体温も、その唇も、
それから繋がってるとこのなにもかもも。










ゆっくり腰を動かせば、
快感を逃すどころかもっと欲しがるように穂波の腰が浮く。











…あいしてる。










言いたい。
けど、まだ言えない。

一回、言いかけたけどやっぱまだ無理だった。









いつか、おれのままで言えるかな。
しっくりこないな、って思いながらいう言葉じゃない。
そもそもそんな風に思うこと、言わないけど。

でも絶対、いろいろが追いついた時じゃないとおれには言えないことば。

その気持ちの大きさ?深さみたいなのはとっくに追いついて追い越してるけど。

…なんか、いろいろ。

そこにいろいろがまだ、追いついてない。









「穂波、ちょっと座ろ」









よいしょと2人で身体を起こして繋がったまま、向かい合って座る。
キスをして、見つめ合って。
また同じことを、飽きもせず、体勢を変えて。








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