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【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第6章 リレー


ー穂波sideー








大人たちはお酒で楽しく仕上がってて。

20歳以下のわたしたちで花火をすることに。






遊児、周平、クロさん、カズくん、研磨くん。
そのほかサーファーとかスケーターの同世代の子達。







騒がしい遊児と、それについていける周平や他の友達と。
ちょっと引いたとこで笑ってるクロさんと。
完全に引いたとこで巻き込まれないようにしてる研磨くんとカズくん。

たまらなく愛おしい、図。








ツトムくんは、ビールの缶を手に持ってこっちにきた。
それに釣られて、何人かのツトムくんと同世代の人たちがこっちにくる。

花火は別にしないけど、なんとなくこっち来てみた、みたいな感じで、
研磨くんやカズくんのいるあたりに座った。








「あ、そうだ。 こんど洋大の結婚式あるじゃん。 いくら包めばいいの?」

「3万かなー」

「ワタルは長い付き合いだし5万って言ってたけど」

「まーあいつは本当、親友どころじゃねーし……」









今日来れなかった洋大くん… お兄ちゃんの友達でもある人の話してる。
小さい頃からよくしてくれていたお兄さん的存在の人の結婚式とか。
むふふ〜ってなる。 うちの家族にも招待状がきているので、みんなで参加する。
お兄ちゃんは世界ツアーの予定が詰まってて来れないのが残念だけど。
式の後、ハネムーンに試合会場になってるとこに行くって言ってた。
フランスとポルトガル。10月はヨーロッパで2大会開催する。

いいな、ヨーロッパ。 いきたいなー。










「穂波ちゃんは結婚式とかイメージあんのー?」

『………』

「おーい 聞こえてるー?」

『………』

「穂波ちゃーん?」










ツトムくんの声と目の前でひらひらと動く大きな手で、
脳内ヨーロッパ旅行からここへと戻ってくる。











『…ごめん、ぼけっとしてた。 なんだった?』

「結婚式とか、やってみたいことある?」









結婚式、ですと?











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