第2章 ふたり
*裏(このページのみ)
『…んッ』
「…あんまゆっくりはできないけど …いい?」
『………』
返事がないからキスをしながら
穂波の手を取りおれのとこまで持ってくると
そっと握って それからゆっくりと扱き始める
いいよ、ってことだよね
おれももう濡れてる穂波に指を這わせ、
ゆっくりと沈めていく
それからイイとこをとんとんって、
執拗にでも優しく丁寧に刺激してく
『…けんまくッ …イッ……』
「…待ってね、もういれる」
さっとゴムを着けてあてがい、
ゆっくりと沈めていく
ずずず…って沈んでく
何回しても 何度重ねても 毎回毎回、気持ちいい
「…あー …気持ちいぃ…」
奥まではいったら、唇を重ね舌を絡め合う。
深いキスがさらに深くなると、穂波の腰がくねくねと動き出す
・
・
・
早くしなきゃと思いながら、
終わりたくなくて結構ゆっくりしてしまった
…てか、あと30分しかない
「…穂波どーしよ」
『…んっ ん?』
「イきたくない」
『んぁっ あっ 時間ッ…』
「わかってるのに我慢しちゃう」
『…んッ でも… ちょうだい?』
「なにを?」
『研磨くんの…』
「………」
『……んんーッ』
次が言えずに目を伏せる穂波が可愛くって、
奥に目掛けて思い切り突く
『…あっ イッ…』
「…ッ」
おれのが出るのと共に
穂波のナカがヒクヒクと波打ちながら
思い切り締めてくる
搾り取るように、それから離さないって言うみたいに
「…ハァ……」
息を上げたまま、数回キスをして、それからゆっくりと引き抜く。
ゆっくりしたいけど…
準備、しなきゃ…