第2章 ふたり
ー研磨sideー
続けて2回したからか ふわふわする。
2人でくっついてたらすぐに瞼が重たくなって寝た。
おれの上でいっぱい動いてるの、かわいかったな… とか
ぼんやり思いながら
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『研磨くん』
穂波の落ち着いた声で目が覚める。
…あれ? 今何時だろ
『そろそろ起きてくださいな』
「…ん」
もうシャワー浴びたんだろうな、いい匂いする。
髪もまだちょっと濡れてる。
『シャワー浴びてきてくださいな』
おれの髪の毛を掻き上げるようにして撫でながら、
優しい声で穂波が言う
「…昨日穂波にふわふわにされたから」
『…?』
「…動けない」
『………』
少しの間のあと、顔が赤く染まっていく。
…かわいい
『…喉乾いてない?』
「喉乾いた」
『はい、どうぞ』
ぬるめの白湯。
ちょうど飲みやすいけど、お腹があったかくなるやつ。
飲み込むと喉を通ってお腹まであったかいのが移動してく。
布団を開いておいでとすれば、
穂波はするりとそこに収まってくる。
…穂波が起こすってことは
わりとギリギリだよね はぁ 欲しいのにな……
「…もうシャワー浴びなきゃだめ?」
『…ん?いつも家を出る1時間ちょっと前だよ。
ご飯の用意はできてるよ』
「…ん、ありがと」
シャワー浴びて、ご飯食べて、歯磨きして出る。
いつもの時間はゲームしながら歩いてちょうどいいから…
ゲームしなければ……
「…しよ」
『…ん?何を?』
キスして触れながら穂波の部屋着を脱がしていく。
カズマとスケボー行くって言ってたけど、
まだ後だからか部屋着で、それから下着も着けてない
キスと脱がされる行為だけで、
ツンと主張してる胸の突起を指で、弾く。
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