第6章 リレー
ー穂波sideー
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エッチの後、ごろごろしてたら汗だくのまま寝てしまってた。
2人、裸のまま。
喉はカラカラだし、身体はぺたぺたするし、お腹も空いた。
でもすっごく幸せ。
研磨くんの寝顔。
いつか毎日見れますように。
そーっと布団から抜け出して、
さっきの服はベッドでくしゃくしゃになってるしさっとワンピースを羽織る。
それから麦茶を注いで飲んで。
シャワー浴びるか。
研磨くんのそば、離れがたいけど。
起きたらきっと、腹ペコだろうし。
次へ、進まなきゃ。
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シャワーを浴びたあと、
一度部屋に冷たい麦茶を入れた保冷瓶を持って上がったけど
研磨くんはまだすやすやと寝てた。
…夜、寝れるかな。
きっと、寝れるよね、とか思って。
そのまま寝かせてあげたい気持ちが勝ってしまう。
お母さん達は一度帰ってきたみたいで、
友達の家で夕飯食べてくるねー、と置き手紙が残してあった。
多分、旭さんがバイトしてるとこの友達だろうと思う。
そんなこと話してた。近々なんちゃらって。
野菜室や、常温保存用のの野菜カゴには野菜がいっぱい。
個装の袋に入ってない産直のとか、週末にちらほらやってるマルシェ的なとこのとか、
あときっと、無人販売のとかだろうなって思う。
日本の野菜も果物も、特に果物はほんと、すっっごーーーく美味しい。
農家さんすごいって思う。すごい、プロ意識の賜物だと思う。
でも、日本の特有の美意識からか、規格外のものが多すぎるんじゃないかなって思う。
その規格を国が決めてるのか、何が決めてるのかはわかんないけど。
野菜の形なんていろいろあって当然だし、重さもそう。
欲しいサイズのを見繕って、重さで、購入できたらいいのに、って思う。
海外のマーケットのように。
研磨くんがうちに来る前に、ほとんど仕込みは終わらせてあるけど、
何か作りたくなってくるなぁ…