第6章 リレー
もう、研磨くんはわたしに指一本触れてない。
…のに、気持ちいい
研磨くんに触れられてる感覚を思い出して、自給自足してる感じ。
「…こっちも、触ったら?」
そう言って空いてる手を蕾に触れるように誘導する
自分でするのなんて初めてで、恥ずかしいのに、
その上研磨くんに見られてるなんてわけわかんないのに、
わたし、コーフンしちゃってる。
自分のナカから溢れてきた愛液を指に絡めて、
蕾を自ら刺激する
ナカもソトも気持ち良くって…
『…んんーッ ……ぁっ …はぁ……』
身体が震える ビクビクって
わたしのナカが自分の指をきゅうと締め付ける
「…すごい、かわいかった」
こんなの初めてで恥ずかしくて気持ち良くって今さら涙が出てくる
研磨くんはわたしに覆い被さってぺろりと涙を舐めると、
優しくって深くてあまーいキスをくれる。
「…かわいすぎた …から、我慢できない。後ろ向いて?」
『…ん ちょっと…待って… ね?』
「だめ、待てない。一人で気持ち良くなってる穂波見てたから、
ちょっといろいろ我慢できない」
研磨くんに急かせるなんて…
そんなことがあるなんて…
もぉほんと意味わからないくらい、
研磨くんにまつわることならなんでもドキドキする。
なんでも性癖に突き刺さる。
まるで従順な何かのように、
研磨くんの 待てない に反応する。
身体を反転させて四つん這いになると、後ろから研磨くんのがあてがわれる。
数回割れ目を擦ったかと思うと、一気に奥まで挿入される。
『…んぁぁッ ……んんーっ』
身体がはねる。
腰が勝手にくねくねと反るように揺れる。
挿入されただけでイッてしまって、そして痙攣が治らない。