第2章 ふたり

「…イきそ　…いい？」







苦しそうでたまらなく色っぽい顔で聞いてくる。







『…ん、　だめ』

「…ッ　ちょっと　無理かも」

『いや、もっと欲しい』







研磨くんの胸の突起を濡らした指で弄りながら
腰を浮かせてもっと、と要求する







「…ちょっ　そんなことしたら……」








ドクドクって波打ちながら研磨くんが果てた。








「……気持ちよすぎた　…ごめん、イっちゃった」

『…ん　いーよ　このままもっかいする』

「…え？　いや、このままはダメ」

『あ、うん。　一回離れて、口でする。　…それから、』

「…そんなこと　…宣言しなくていい　…から」







研磨くんがたじたじしてる。　かわいい。
電話の時はあんなにいじわるだったのに。








そっと引き抜いて、
優しいキスを落としてくれる。







「…ほんとにもっかいするの？」

『…ん、研磨くんはラクにしてていいから』

「…それおれがいうやつ」

『…いつも研磨くんがしてくれるやつ』

「………」









すすす と降下して研磨くんの脚の間に身体をいれて

研磨くんの、ふにゃっとしたそれに優しく舌を這わす








「…ふは　笑」

『…くすぐったい？』

「…ちょっと　でもすぐに気持ちいいが勝つから　…続けて」

『…ん』








優しく優しく… 愛でるように…
何度も何度も あちらもこちらも。

それからやんわりと口に含んで舌を絡めながら
ゆっくりと上下させてるとだんだん 硬くなってくる








「…ん　穂波、こっち見て？」

『ん…』







髪を片側に流して、研磨くんの方に顔を向ける
目が合うと口の中にある研磨くんのがピクッとして質量が増した








「…そのまま　…ッ　」







後ろの袋みたいのを優しく包んでそっと転がしながら
顔を動かし続ける








「……ん　」








研磨くんから小さく溢れる甘い音にわたしのなかがきゅうとする。