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【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第5章 hotdogs, layer cakes & parfeit








扉のとこには大地さんとスガさん。

わ!わわ!
この2人にも会えるなんて!








「なになにー?あみだくじやってんの?」

「それで日向は何が当たったんだ?」

「穂波ちゃんのペアストレッチ券っす!」

「まじかー、それ俺もやりたかったべ〜 おーい穂波ちゃーん!」







スガさんが手を振ってくれる。
そのタイミングでわたしもみんなのとこへ。








『スガさん!大地さん!お久しぶりです!』

「おー!田中から今日烏野に穂波ちゃんくるって連絡きてさ、俺らも休み入ったしきてみた!」








スガさんの、爽やかで愛らしくてイタズラっぽくて、
色っぽい、にたっとした笑顔。

そしてこちらも爽やかで、そしてどっしりとした大地さん。

安心する、安心する。







「旭は元気してる?」

『うん、最近は会ってないけど、1ヶ月前会った時は元気そうだったよ』









旭さんは専門学校に行きながら、
うちの親の友達のアパレル事務所でアルバイトをしてる。
販売ではなく、デザインの方の雑務いろいろになるわけだけど、
デザインに興味があるからなるべく早く触れたいとのことだった。

サーフブランドではなく、
アーバンアウトドアっていうのかな、シティにもアウトドアにも合うような。

小綺麗だけどカジュアルで。
カジュアルだけど小綺麗で。

機能性も抜群。

そんな感じのとこ。







「そっか!旭さん、元気してるか!よかった!」








夕くんの快活な言葉のままの言葉。
耳にするだけで、心が明るくなると同時に何だろう。
気が引き締まる。 

なんていうか、夕くんの前で半端なことしたくない、っていうか。
実際はわたしはぐっだぐだの、ゆるゆるでストイックとはかけ離れたとこにいるんだけど、
それでもなんだろ、うん。 半端な気持ちは見せたくないって思う。







『夕くんのストレッチ、補助してみたいな…』








ふいにそんな言葉が口から溢れていた。









翔陽くんが、えっって顔になってる。
違うそういう意味じゃない。違う違う違う。











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