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【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第4章 宇治金時


ー研磨sideー






おれん家での調理が最低限になるように穂波はいろいろ用意してきたみたいで。





スパゲティを湯がいてるあいだに、
スープの素みたいなのを豆乳で溶いて温めて、
スパゲティ茹でたら氷水で冷やしてソースとトマトと絡めて生ハム乗せて。
サラダをさくさくっと混ぜて終わり。





まるでできあいのものを使ったみたいだなって思う。
でも、全部手作りでそれからいつも、全部美味しい。





今は一緒に皿洗って台所片付けてる。
作りながら洗ってくれてるからそんなにいっぱいはないけど、
穂波が家から持ってきた容器とか。野菜を入れてきてたスタッシャーとかいうやつとか。
そういうの忘れないように、わけて干す。

鼻歌歌いながらコンロを拭いてる穂波を後ろから抱きしめる。







『………』

「…歌ってていいのに」

『どきっとして引っ込んじゃった』

「…ふ」

『…研磨くん、えっと』

「…ん?」








穂波のお尻の上の方に擦り付けてたら
おれのはむくむくって硬くなり始めて、多分そのこと。

だっておれ、穂波のことまだめちゃくちゃにしてないもん。

めちゃくちゃにするための準備はさっきチョットしたけど、うまくいくかな。

おれのこと欲しくてしょうがなくなったらいいなと思ったけど、どうかな。








穂波は手を止めてこっちに振り返る。
それからおれの頬に手を伸ばして…





『…手、洗わないと』





って言って止まった。
シンクまでスライドして手洗ってる間、
タンクトップの上からホックを外しながら、首筋にキスをいっぱい落とした。







穂波は再び振り返りおれの頬に触れる。
手を洗ったばかりでひやっとする。







それからおれの唇に温かいものが触れる

目はもう、熱を帯びてて、ほら、さっきのやっぱり効いてる?

いっぱいイってたけど、あれじゃ足りないってなってる?

かな。







…あ。








「下、脱がないとまたビショビショになっちゃうんじゃない?」









そう耳元で囁くと、恥ずかしそうに顔を伏せた。











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