第4章 宇治金時
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研磨くんのを手で扱きながら
研磨くんの指がわたしを甘く刺激し続ける
今度は、ちゃあんと気持ちいいとこをとんとんって。
少ししたらわたしはまたも達してしまって、
そのタイミングで研磨くんのから手が離れてしまう。
でももうそろそろきっと…
そんなことをぼんやり思いながらこてんと横たわってると、
研磨くんがわたしにまたがるようにしてくる
でも、ずいぶん上の方
しかも研磨くん、自分で扱きながら…
「穂波にかけたい。 いい?」
『へっ?』
「…ッ ねぇ…… いい?」
くれないってこと?
…でも、かけたいって、ゾクゾクってした
『…ん、どこに?』
「……顔」
『…ん、いーよ』
もらえないことはやっぱり複雑だけど…
なんかいきなりの男の子っぽい欲求に応えたくなったりして…
というか、研磨くんが自分で扱いてるとこ初めて見て…
それだけで興奮してしまってる…
「…ッ イくっ」
ぴゅぴゅーって飛び出てくる
研磨くんの白く濁ったもの
思いの外いっぱいで
「口開けて」
唇にも頬にも髪の毛にもついてるのにまだ出るんだな…
口を開けると舌の上にぴゅぴゅって落ちてくる
「飲んで」
言われたとおりに飲み込む。
そして、研磨くんのお布団にいろいろ垂れちゃうから動けない。
「…ふ、かわいい」
それからちょっと待ってね、って呟いて立ち上がり、
がさごそとしてウェットティッシュを持ってきて拭いてくれる
顔も、髪の毛も。
「…せっかく化粧してきてくれたのにごめんね」
『…!』
前にそんな会話になって、本当に微々たるお化粧しかしてないことを赤裸々に伝えたけれど。
今もそんなお化粧してるってわかってくれてたとは…
なんだかきゅんとしすぎてちょっと苦しい。