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【ハイキュー】 続・波長 【孤爪研磨】

第16章 釘


ー侑sideー










「なに、できへんの?いつもしてくれるやん、ぎゅーって。あれして欲しいんやけど」











別にええねん、してくれんでも。
途端にあばあばしてできへんくなるのもかわいいで見たい。
うん、って一瞬で切り替えていつも通りに来てこっちがタジタジになるんもええ。

…ほんでもちょっと見たいやん?
むきになった穂波ちゃんも。

そんで、気付いたらちょっとだけ煽っとった。











『…できるし』











少しだけ睨むように俺のこと見上げて、
口尖らせてそれだけ言う。

…あかん、かわいい。

ほんで、今この時間の、この穂波ちゃんは俺だけのもんやって、なる。











「できるんや。 ほな、はよしてや?」











少しだけ後ろに下がって、腕を軽く広げてみる。











『…もう知らない』











って呟いて、穂波ちゃんがぼすんって俺を抱きしめる。
ウェットスーツの前開いといたからおっぱいが、より感触を持って俺の、素肌に……

しかも今なんて言うた?
もう知らない? なんそれ、かわいすぎやん。









「…やば」

『…すき』

「は?」

『もうだめだ、侑くんが好きすぎる』

「………」

『かわいい、かっこいい、楽しい、エッチ』

「…最後のはまだちゃんとは知らんやろ?」

『うん、まだ知らん』

「なぁ、何言うてんの?わかってる?今の状況」

『…よくわかんない』

「いやいっぺん、だまろか」

『…侑くんこそ』

「…確かに」











いやいやいや、待って。
心臓どっくどっく言ってるんやけど。
あかんあかんあかん。
好きいうた? 好きすぎる言うた?

俺の素肌におっぱい押し付けて。

喋っとらな脳内がうるさなってまう。










けどこんなたまらん状況、
喋らんとちょっとは味わわなあかん、とも思う。











すっと腕を腰に回して、
手は少し下に残すと。

ずっと見るだけやった、形のええ、しまりもええ、
エッロいケツに手が触れる。

布、なしやで。

水着、そこ覆ってないんやもん。













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