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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第38章 牛鍋とすき焼きと胸の外と内 後編





罪悪感…… そう



それは あの夜に

私が全てを失ったあの夜に

救う事も叶わなかった 

私の家族共 等しい 人達に


無力な自分が
何一つ出来なかった事に対する


罪悪感でもあり…



自分が 気付けなかった

苦しめたまま 逝かせてしまった

私の幸せを切に願ってくれていた



親友への 罪悪感であり



そして 誰よりも…いつも


私を想って 行動してくれていた


彼自身への 罪悪感でもあって…



「それに、
それだけの理由ではないぞ?あげは」


そう杏寿郎が言って来て


その行動の意味が それだけには


留まらないのだと伝えて来て



「でないと、君はそれから
逃げてしまうだろう?後回しに
してしまうだろう?だが…どうだ?
まだ、君はそれを望むのは難しいか」


そう杏寿郎が…言って来て


何について 言っているのか


気が付いた



ずっと 臆病になっていた


自分が生きる事


そして 幸せになると言う事への


戸惑いにも似た 感情を


…ずっと 感じていた



















































































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章の都合で、このページと
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