第29章 蝶々達の戯れと入知恵

座布団の上に
その袋に入れたバスタオルを置く

「禰豆子ちゃんここに寝ころんでくれる？」

「ああ。簡易式の洗髪台って事ですね！」

「そうそう。在宅でとか
避難所とかでも、応用できるからね。
香油で梳かすだけよりも、流した方が
頭皮の汚れも落ちるから」

そう言っている内に
春日さんがお湯を持って来てくれて
あげはさんが手慣れた手つきで
禰豆子の髪を洗っていく

洗髪をしてもらって
スッキリとしたのか禰豆子は
ニコニコと機嫌が良くて

「後は、ここの片付けと髪乾かすの
お願いして行くわね？私は
お風呂頂いて来るから。
後、良かったら、
これ…付けてあげてくれる？」

小さな瓶を炭治郎に握らせると
自分が遅くなるといけないと
思ったのか慌ただしく
あげはは風呂へと向かって行って

「はい！ありがとうございました。
良かったなぁ禰豆子。
綺麗にしてもらって。
髪、乾かそうな、ああっ、こら。
じっとしろ、禰豆子。あっ」

ボフンッっと禰豆子が
杏寿郎の胸に飛び込んで来て

「んんっ！！んー！」

と言いながらバスタオルを差し出して来る

「成程、俺に髪を乾かして欲しいのだな？
だ、そうだぞ。竈門少年。
竈門妹は俺が髪を乾かそう。
少年は片付けを頼んだぞ？」






































































ーーーーーーーーーーーーーーーー

今回の章は短いのですが、
次の章にタグつけるので、一旦区切ります。

煉獄さんの洗髪は前にしたのですが。
あの時は洗髪台だったので。
今回はケリーパッド使用で禰豆子ちゃんの
洗髪しちゃいました。

ケリーパッドはベット上で洗髪出来る
ゴム？みたいなのでできた
浮き輪の様なものに水受けて
下でバケツで受けれる様な垂れが
ついたものなのですが。
一般家庭にはないものなので。
今は、使いませんけど。

家にあるもので作れる、簡易式の
ケリーパッドを使いまして。
禰豆子ちゃんの髪の毛はさらさらして
そうだし、洗髪のし甲斐がありそうだなぁと。