• テキストサイズ

その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第25章 昼下がりの密事(みそかごと)※R-18


洗われているのか
愛撫されているのか
分からなくなって来てしまって

「んっ、はぁ、…あ、…ん」

「俺は、洗ってるだけだが?」

「嘘っ、手が…何かっ、
やらしぃ…あっ、んっ」

「先に、いやらしい手つきで
洗って来たのは、君の方だろう?」

腰を引き寄せられて
杏寿郎の大腿の上に跨らせられると

そのまま腰を杏寿郎の大腿に
押し付ける様に引き寄せられる

「やぁあん、それは、
…ダメッ…なやつ、やぁ、んん、はぁ」

「こうされると、
…感じてしまうから…か?」

声が響くのを気にしてか
あげはが自分の手の甲で
自分の口元を塞ぐのが見えて

「どうして、塞いでしまうんだ?
……気になるか?」

気にならないかと言われたら
気になる…この建物には
人の気配が複数あるし

その 実は…ちょっとばかり

私の いい方の 左の耳には
聞こえてるから…だ

遠くに聞こえる 嬌声が

微かに… ではあるが

舌を左の首筋に這わされて
思わず身体が跳ねてしまって

バシャンとその身体の動きに合わせて
お湯が跳ねる音がする

ここは仕切りのない浴槽だから
きっと あまりお湯は跳ねさせない方が
床が傷んだりしてしまうかも知れないし
きっとダメなんだろうって事は
私にだって 分かってるんだけども

「君は…、下を濡らしてしまわないかと
気に病んでいるようだが、…俺はもっと…
君を乱れさせたいが…な」

腰を引き寄せられながら
唇を塞がれる
そのまま声にならない声を
喘ぎを杏寿郎の口の中に吐き出して

絡め合った舌と舌の感覚と
腰骨を掴まれて大腿に
あそこの部分を押し付けられて

中からじわじわと
蜜が溢れて来てるのを感じる

自分の中から溢れた蜜も
風呂の湯に溶けて混じってしまうけど


「んっ、ふぅ、
ん゛んーんっ、ふ、はぁ、ん」


彼女が快楽に身を捩る度に
バシャバシャとお湯が跳ねる音が聞こえる

/ 1961ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp