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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第25章 昼下がりの密事(みそかごと)※R-18


「あげは、入るか?」

「ええ、そうですね」

2人で大きなバスタブの
泡風呂の中に入ると
さっきまで自分からそうしておきながら
複雑な顔をしていたあげはも

自分の手で泡を掬いながら
機嫌の良さそうな顔をしていた

「凄いですね、杏寿郎。
私、泡風呂…初めて入りました」

「ああ、そうだな。
そう言えば……さっき君が言っていた
公平と言うのが気になるのだが?」

「え?だって、この後…しますよね?」

「そのつもりだが?それがどうしたんだ?」

「身体、この泡で洗ちゃいますか?」
「そうする物だと、君が言ったんだろう?
いや、話を逸らしたのか?
まぁいいが、洗うか?」

あげはが返事を返す前に
泡を乗せた手を首に滑らされる

「あっ、杏寿郎……髪……」

その彼の骨ばった大きな手が
私の首から泡を広げながら
肩へと滑り降りて来て

「言われなくても、心得ているつもりだが?
髪に泡が付かないようにと
君は、言いたいのだろう?」

杏寿郎がそうしたようにして
向い合わせに体勢を整えると

あげはも同じようにして
杏寿郎の首元から肩にかけて
泡を付けた手を滑らせていく

肩から二の腕を滑り降りて杏寿郎の
しっかりとした腕の筋肉を確かめるように
そのまま洗い上げていくと

杏寿郎も同じようにして
あげはの肩から腕にかけて洗い返してくれて

くれたと思っていたら
首の前から鎖骨へと降りて
そのまま両方の乳房へと泡を滑らされて

脇の下へ手がヌルリを滑り込んで来て
くすっぐったさと別の感覚で
身体がビクリと跳ねた

「もう、くすぐったいですってば。そこは。
お返しですからね?」

そう言って 彼の鍛え上げられた
胸筋を撫でる様にして泡をすり込むと

「俺は、そんな風にいやらしくは
洗ってなかったと思うが?」

私の手つきがいやらしいと
杏寿郎に指摘されてしまって

お返しのようにして

身体の脇から後ろへ両手を回されて
うなじから 背中へと
そして 腰へと いやらしい手つきで
撫でながら撫でおろされて洗われていくと

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