• テキストサイズ

その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第25章 昼下がりの密事(みそかごと)※R-18


そう言われてみれば
風呂用のいすもないし桶もない
洗い場と言うものがないのだ

「しかしながら、洗う前に湯につかるのは
気が引けるがな?」

「でしたら、そのシャワーで
体だけ流されては?あ、でも、杏寿郎、
そちらに行かれる前に一つだけ
私の願いを叶えて頂きたいのですが……」

あげはが衣服を脱ぐ前にすでに
杏寿郎は服を全て脱いで
タオルを腰に巻いていて
もうシャワーを浴びてしまう様な勢いだ

「願い?
俺で叶えられる願いなら…聞き入れよう」

「す、すいませんが、そのっ、私の…」

恥ずかしそうにあげはが頬を赤く
ほんのりと染めて
恥じらいながら頼みたい事とは…一体

「申し訳ないのですが、服の金具に
髪が絡んでしまったみたいで…
外して…頂きたいのですが…」

「それなら、お安いご用だがな。
そこまで畏まって頼むような事か?どれ」

あげはの着ている
ワンピースの後ろの金具の
部分に髪の毛が絡んでいると言われて
その部分を露出させるように
彼女のサラサラとした髪を掻き分ける

触れるか触れないか
それぐらいの距離で
うなじの辺りに彼の手の気配を感じる

いやその 
絡んだ髪を外してもらってるだけなのに

「これで、大丈夫そうだが?手伝うか?」

更に何かを手伝うと申し入れされて
何の事だろうかと思っていたら

そのまま金具も外されて
ジィーーーっと背中に付いた
ファスナーを降ろされる

開いた部分から
あげはの背中が姿を覗かせて

杏寿郎がある事に気が付いた

「ん?今日は上も下着を付けているのか?」

「え?ええ。洋装の時は…していますが?
着物と違って、体に沿う様なデザインに
なっているので。その…下着をしていないと、
目立ってしまいます…から」

後ろから胸の上を覆うようにして
手を添えられてぐっと下から乳房を
持ち上げられてしまう

「これだけ、大きければ…目立つ、
と言う事か…?それに…、元々君の胸は
大きい方の部類だが。更に大きく…は、
なってはいないか?いや、違うな。
いつもよりも、弛みがない感じがするが…」

/ 1961ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp