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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第24章 町行かば ※R-15 


私の足に力が入らなくなって
来ているのに気が付いてか
杏寿郎が余裕のある表情を浮かべていて
私からの返事を待っていた

「ん。杏寿郎ぉ
ここじゃ…、はぁ、ん、これ以上は…っ」

ギュッと杏寿郎の
稽古着をあげはが掴んで来て
そんな風に握られると

彼女をいじらしく感じてしまって
愛おしいと言う気持ちが
胸の中に溢れて来て……

後ろからぎゅうっと
抱きしめられたかと思うと
杏寿郎が何かに堪える様にして

絞り出すような声で


「その、……君は…、嫌か?その
俺とは……、したくない、か?」


その言葉を聞いて
しまったと思った

杏寿郎 きっと
昨日言った事を気にしてるんだ

したくないと言う意味で
言ったんじゃなかったんだけども…なぁ

ただその 杏寿郎が
あまりにも 私を求めすぎると言うか……

求め方が… 極端と言うか


「その、杏寿郎。お言葉ですが、私は。
したくないとは…言ってはいませんよ?
ただ、回数か頻度を調整して貰えたらって」


当然 私の目からは見えないが
後ろから抱きついている この人の

表情が明るくなったのは確かで

後ろから回された手で
口元を軽く ほんの軽く
塞ぐ様にして覆われると

「………?」

スルリと空いている手が
袴の上から私のその部分に滑り込んできて
グッとその部分に圧を掛ける様にして
押さえられてしまう

ギュッとその刺激に中が
応じる様にして締まるのを感じて

杏寿郎の手の中に
声にならない喘ぎが漏れる

「んっ、ふっ…、ん゛ふ、ぅ…」

「で、……今はどっちなんだ?
このまま俺とそうしてもいいのか?
俺に……控えてほしいのか、
君の意見が聞きたいのだが?」 


でも きっと

今日の時間を
あまりずらしてしまうより

今 このままする方が…いいよね?

だって幸いなのか まだ私はなってないし

そうなってしまったら
流石にしばらくは できないから

今の内……に と思うのも確かだ

それに そうしたいくない
訳ではないのだし……
ただ 回数が極端なだけで あって
その… 
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