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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第21章 その鏡に映るのは ※R-18


空いているあげはの手が
そっと杏寿郎の頬に当てられて
杏寿郎がその頬に当てられた手に
自分の手を重ねる

「そんな事をされたら、俺は君なしで…
生きていけそうになく、なりそうだがな」

「いいじゃないですか」

「いいくはない!
何故それがいいと言うんだ?君は」


彼女は俺を甘やかす
それもそうしたがる
どうして…そうしたがる…

「だって、……私がそうしたいから……、
貴方に…、そうしたいから。杏寿郎、
いつも頑張ってる…、貴方はとても、
頑張ってるから。だから、いいんだよ?
私と居る時ぐらい…、楽したっていいのに?」


頑張ってる? 俺が?
それは
至極当然の事なのに

柱として 柱たる者として
努力し続けるのは


当然の事であるはずなのに…


君は俺の その当然を
当たり前を 褒めてくれて

そしてそれを……
自分の前では 休んでもいいと…

そう 言ってくれるのか?


「杏寿郎、いいんだよ?
今の貴方は、炎柱でも
まして鬼殺隊でもないの」


自分の前では
ただの 煉獄杏寿郎で居てもいいと

彼女の言葉は

俺を許してくれていて

その彼女の抱擁に包まれて
俺はその心地よさに
瞼を閉じた……

懐かしいとすら 思って
感じる様な感覚が
自分の胸を支配する……

ああ 何だろうな 安心する……
これが 甘えると言う事なのか…


「あげは、やはり俺は、
…君には敵いそうにないな…」

「そう?私は……、どっちでもいいけど」

そう言って
あげはがふっと笑みを浮かべた




























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今回の裏は、タツノオトシゴの効果で
夢主が積極的+素直?です。
足の指を舐める、と言うシチュエーションを
取り入れたいが為に、高さのある鏡台を
用意して貰いました(笑)
で、高さのある鏡台で、あっ、これっと
思って。ギシギシ軋ませたくなりまして。

ベットないですから、鏡台の
軋む音で、行為の激しさが
伝わって居たらなぁとか。

お話全体の長さの割に、裏が
少なかったんじゃないかと、
思いまして、ここにしか
入れる場所が無いので、
次の章も、裏だったりします。
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