第21章 その鏡に映るのは ※R-18
あげはがそう言って俺の方へ
両腕を伸ばして来たので
そのまま彼女に抱き留められて
彼女の下着を大きく横にずらして
その部分を晒け出させると
あげはの蜜口に
自分の硬くそそり立った物の
先端を宛がった
俺が彼女の入り口に宛がうだけで
彼女の中が俺のを飲み込もうと
受け入れてくれているのが分かる
ズ…ズズズッ
ゆっくりと彼女に自分の物を沈めて行く
「大丈夫そう…だな?」
痛みがないかとでも 彼は
聞きたかったのかもしれないが
もう今日 2度も交わってるのだ
十分に身体と身体は馴染んでる
自分の中が彼の形になってるって
事も自分でも分かるくらいだから
痛みなんて 当然 ある訳もなくて
おまけに 私は
規定量をはるかにオーバーした
あのタツノオトシゴの所為なのか
中が疼いて 疼いて
逆に 今
彼が 遠慮してるのが
逆にじりじりと 焦れったくて
早く もっと 奥まで…欲しいっ
そう いたたまれない気分になって来る
「杏寿…郎ぅ」
今にも 泣き出しそうな
何とも言えない声で
切なそうに俺の名をあげはが呼んで来て
「どうした?痛むか?」
「ううん、そうじゃなくて…ね?
もっと…奥まで来て?」
「まだ…挿れたばかりだが、いいのか?」
「だって、もう……欲しくて。
…杏寿郎がもっと、欲しいの。奥に…」
あげはの言葉に
杏寿郎が自分の口元を手で塞いで
何とも言い難い表情をしていたので
「きょ、杏寿郎?どうしたの?」
「いや、今まで…そんな風に
君から俺に、もしや…あれの効果か?」
あの タツノオトシゴの酒……の所為か?
そう思って 思い返してみれば
今夜の あげはは いつもに増して
大胆だ
あの風呂の時もそうだったし
今だって 下着をしたままで
それも 鏡台ですると言っても
それを拒否しないし
その上に 挿れたばかりなのに
もっと奥まで 欲しいとかと…
自分の方から
俺に強請るような真似を……