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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第21章 その鏡に映るのは ※R-18


何だ?気のせいか?

酔ってるからか?

いや違うな 今日のあげはは
いつもの あげはと違う

いつもの可愛らしいあげはじゃなくて
今夜のあげはは 積極的な上に

その 蠱惑的であり 艶がある

可愛らしくていじらしくて
仕方ない いつも彼女とは

まるで纏っている空気まで
別人の様にも感じる

スルリと
あげはの白い手が下へと伸びて来て
そっと褌の上から
まだ硬くなり切って居ない
杏寿郎のその部分を撫でる

「どうしたんだ?急に……何があった?」

「何って、そうするって言ったのは、
杏寿郎でしょう?それとも、……ここに
来てしないとか言うの?」

言い方 言い回し
その声色

全てにおいて 女である部分が
全面に押し出されていて

彼女の今まで見たことの無い姿に
眩暈がしそうになる

ふぅっと耳元にあげはが
吐息を吹きかけて来て

「杏寿郎の、
……おっきくなって来てるけど?」
「それは、君が、そうするからだろう?
それに、どうしたんだ?…いつもと…」

様子が全然違うから
面食らってしまっているのもあるが

吉原の妓……みたいだな……

いや でも違うな
嘘がないから…か?

あそこの妓からは 嘘しか感じ取れないが

「杏寿郎のせいでしょう?
こうなっちゃったのは……」
「いつもの、可愛らしい君とは
随分違う様に…っ、あるのだがっ
手を放してくれないか?」

「あんなに、…飲ませたクセに…?」

と言う事は
これは酔っているからなのか?
酔っているとこうなると 言うのか?

俺のモノの褌の上から撫でていた
あげはのその手はいつの間にか
俺の褌も取り払っていて

直接その手で俺のを撫でると
今では扱き上げて来てるから

「……っ、あげは…。手を…離しては…」

杏寿郎の先端から零れて溢れて来た
透明の液体を手の平で先端に
擦り付けるようにして円を描いて擦る

杏寿郎が小さなうめき声を上げて
眉を顰めて快楽に堪える その表情は

「だって、いつも…されてばっかりだもの?
ちょっと位、こっちからしても…いいかなって」

見ていると ゾクゾクとした
感覚が背中を走って行って
自分の心の奥底にある
何かが…満たされて行くような

そんな感覚すら 憶えてしまって

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