第19章 心　向き合う　※R-18

「あんまり……、焦らさないで…」

と恨めしそうに拗ねるから
またそこも　可愛らしいと思ってしまう

グッと腰に力を入れて
彼女の中に自分自身を沈めて行けば
柔らかく温かい壁に包まれて行くのが分かる

「んんっ、はぁ、…ぁん
杏寿郎っ…いつもより……、おっきぃ…」

彼女の言葉に
いつもよりも大きくなっていた
その部分が更に大きくなったのは
言うまでもなく……

「やぁん。大きくしたらぁ…ダメっ…んんっ」
「ダメと言ってるわりに……、
良さそうな声だが？」

「もう、これ以上は
……入らなっ…い、ぁ、ん、ふぁ、あ」
「嘘は良くないぞ？
……まだもっと行けるだろう？」

繋がってる所　熱い…
挿れられただけなのに

気持ちいい……　熱くて

「動いても……、良さそうか？」

ギュッと腕を掴まれてしまって

「あ、でも…今、動かされたら…私っ…そのっ
おかしく……なっちゃうかも
…知れない……から、ぁああん！」

気持ち良すぎて
どうにかなってしまいそうだから

動かさないでと頼もうとしたら
逆に上の壁を擦られてしまって
大きな声を上げて身体を捩らせた

「あ、ぁあん、ダメっ、ダメって
言ってるのにっ、あぁああんっ！」

「それは、無理な相談だ。あげは
君が俺で、おかしくなりそうなのなら、
……そうなって欲しい物だからな」

ズンズンと上の壁を何度も擦られて
ギュウギュウと絞る様にして
自分の中が杏寿郎のを締めている
その自覚が自分にあって

「はぁ、んん、あ、ぁあんっ」

絞る様にして
俺のモノをあげはの中が
締めて来ていたのだ　それまでは

「ふぁ、ああっ、
んんぅ、はぁ、あぁぁああん！」

ふと　気が付いた事がある

彼女の中は狭いから
いつもならギュウギュウと
強請る様に俺のモノを締め付けて来るが

さっきまであったその感覚が
急に消え失せたように感じる

気のせいかとも　思うが
いや　俺の思い違いではなさそうだ

それこそ
根元の部分こそ締められているが……

その奥にいつもなら感じないような……
空間の様な物を感じる……