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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第18章 炎屋敷へ ※R-15


気恥ずかしくなってしまったのか
ギュッとあげはが杏寿郎の身体に
すがりつくようにして顔を胸に付けると

キュッと杏寿郎の
着ている着物のの胸の辺りと掴んで
顔を埋めたままで
視線だけをその布団の方へ向けながら

「随分と……用意が周到であられると
……思うのですが?それは、私の思い
過ごしでしょうか?杏寿郎?」

いや まあ
何となくではあるけど
戻って来たら こうなるんじゃないかって
想像もしていたし?

ちょっと 期待も
してしまって居たのは事実ではあるが

今から ここで彼に抱かれるのかと
思うと……ドキドキと胸が高まってしまう


「その、……軽蔑するか?俺を……」
「杏寿郎?」

「前に馬車で話をしただろう?君は
そう言う性的な、触れ合いは
あまり、好まないんじゃないかと
……話しただろう?」

求めすぎると言われるほどに
求めてしまって居るのは
紛れもない事実だ

「それに……だ」

ふぅっと杏寿郎が
自分の頭に手を当ててため息をついた

「……?」

「俺は、彼と、刀鍛冶の里で話した折に、
身体の結びつきには拘らないと彼に
言って置きながらだ……。
自分でも、自分が信じられない程に
……君を求めてしまっている。
自分でも、何故だか…分からないのだが……」

その言葉を絞り出す
杏寿郎の表情には
いつもの元気さがなくて

彼がそれを
本当に私に対して
申し訳ないと思っているのだと


痛い位に感じてしまう……


でも 知ってる
私は 知ってるから
どうして 彼が
杏寿郎が そうなるのかって事を……


スッと彼女が俺の頬に
自分の手を伸ばして来て
そっとその手で頬を包まれる


「その答えは………、私が知ってますから」


































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今回は短いのですが、内容的に
タイトルを変えたかったので短めで。
裏までは行ってないけど、性的な感じが
するやり取りだったのでR-15で。

今回は、煉獄さんの復活回です。
不死川さんに助けて貰いました。
殴り合いをさせる。
つもりで書いてたのですが、
煉獄さんが全てを一瞬で悟ってくれたので。
あの形に落ち着いて。

そして次の章は
いよいよ……二人がな所です。
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