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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第13章 湯治編 小さな蜜月 ※R-18


そっとそれを握って 扱き上げてみると
小さなうめき声にも似たような声と
呼吸を少し乱して 快楽に堪える表情は

なんとも言えない色気があって
このな表情もできるのかと
ドキドキしてしまいつつも
感心してしまって……

もっと見たくなって
悪戯したい気になってしまう

彼が 杏寿郎の顔が
快感に歪むのが見たくなってしまって

「っ…、あげは、触ってほしいとは言ったが、
つぅ、…扱いて欲しいとは言ってないぞ?」
「え?扱いたらダメだったんですか?
触ってる事には…、違いないですよ?」

扱かれるのは いけなかったのか
名残惜しくもあるが

そうかだったら
そっと両手で包む様にして撫でると
さっきまでよりは
焦ったい感覚になるだろうけど
こうされる方が良かったのだろうか?

「…そ、それよりも、
それは誰に教えられたんだ?」

アレ?この声の感じ 
明らかにこれは機嫌を損ねているな

「そ、それは…」
「あげは?答えられないか…?
答えないのであれば、やましい事があると
俺は、判断するが……?」

自分から触ってくれと言って
触らせておいて
触ったら触ったで怒るとか…
触り方が気に入らなかったって事?

「今はもう、死んでいないですけど、
昔、花街に潜入していた隊士の子ですよ。
他にも色々教えてもらいましたよ?」
「君はどうして、それを聞いたんだ!
君は、遊女にでもなるつもりか?」

機嫌悪そうにして杏寿郎が
少し口調を荒げて言った

「私は、遊女にはなれないって
言ったじゃないですか!気を簡単に遣る遊女は、
恥晒しですよ?単に興味本位…でもありますし、
後学のためでもありますかね?」

後学のため……か

「それは、いつ使うつもりだったんだ?誰に?」
「うーん、知識として蓄えるのもいいかと…。
あ、でも…今ですかね?だって、さっきの顔、
凄い…いい顔でしたし?」
とあげはは嬉々として答えた

「悪いが、俺は…されるよりも
する方がいいからな。諦めてもらおう」

そう言われると
両手首を纏めて片手で持たれてしまって
唇を塞がれて舌を絡め取られる
そしてその言葉通りに されてしまった

そのままそこで交わって
それから布団に戻ってからも …また
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