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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第83章 炎屋敷での一時


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これだけの人数が集まれば

炎屋敷の中は随分と賑やかな物だった

午前の残りの時間はそれぞれに

鍛錬に充てる時間にして

疲労を蓄積させすぎない程度の

軽めの鍛錬を済ませて最終調整をして

屋敷の使用人さんが

用意して貰った湯を

男女に別れて交代で使って

汗を軽く流した後は

炎屋敷の使用人さんが

用意してくれた昼食と…

しのぶちゃんが買って来てくれたお寿司

不死川君が用意してくれたおはぎ

それに…蝶屋敷の皆が用意してくれた

お弁当で

早めの時間に昼食を広間で済ませると


その後は…しばらくの間

休息する為の自由時間として

各々…屋敷の中の空いている部屋や

縁側で自由に過ごしていた

杏寿郎は炎屋敷の使用人を1室に集めて

皆に伝えて置きたい事があると言って居たので

私は…自分達が使って居る寝室に

先に向かう事にした

カナエちゃんの家具を置いている

斜め向かい側の部屋は 

今はしのぶちゃんんと

蜜璃ちゃんに使って貰って居る


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炭治郎達3人は…煉獄さんの継子として

離れの部屋を3人と禰豆子の為に

与えて貰って居るのでそこで過ごしていた


伊之助は寝ると言って

さっさと布団を自分の分だけ敷いて

もういびきを掻いて眠ってしまっている


「まぁ、伊之助…はこんなもんだよ…。
でも、…嘘みたい…だよな…、
これじゃあさ、まるで…、
煉獄さんに食事会にでも…
招いて貰ったみたいだもんな」

よいしょと言いながら
善逸が押し入れから
自分の分の布団を引っ張り出して居て

自分が休む為にその布団を
部屋の畳の上に敷いて居て


「そうだな、善逸。
善逸の言う通りだ。
俺も…そう感じてる。
こんな…何気ない様な、一日なのに…
今昇ってる…、この太陽が沈んだ後の…
戦いが全然…想像する事も…出来ないしな…」

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