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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第80章 それぞれの前夜




ズキンっと自分の頭に鈍い痛みが走って

ズキズキと頭痛と吐き気が襲ってくる



そうだ…思い出した


…昨日…たまたま宇髄に出くわして…

そのまま…断るのに無理やり 

一緒に飯を食うぞと引きずられて

この屋敷に連れて来られたんだった…


食事だけ一緒に済ませたら 

そのまま帰るつもりだったのに


飯食ったんだったら酒も飲んで行けと

酒は 明日は大切な日だからと

勧められた誘いをこちらが断ったのに…


今日みたいな日に飲まないでどうすると

宇髄にしつこく言われて

そうだそうだとその宇髄の言葉に

3人の宇髄の嫁達も同調する物だから


こっちも…断るにも断る事も出来ずに

なら…1杯だけ…と…

宇髄に勧められたまま酒を飲んだのが…


事の始まり…で… 


そのまま酔いつぶれて眠ってしまうまで 

4人に周囲を取り囲まれて

しこたま飲まされる結果になってしまったのだが


宇髄が…酒に強いと言うのは…何か時に…

煉獄が不死川と話していたので…

話には聞いて知るには知ってはいたが…


まさか…あそこまで…ザルだったとは…な…


「酔いつぶれて…そのまま、寝てしまうとは
俺とした事が、なんたる失態……不覚…」


フラフラとまだ足元がおぼつかない感じで

酒が残っている身体を引きずりながら

義勇は屋敷の中を移動して

宇髄の屋敷にある井戸を目指した


とにかく…酒を飲み過ぎて

喉や焼けた様な感覚がする…な…


少し…水を飲んで…酔いを…醒まさねば…



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