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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第80章 それぞれの前夜



「あのっ…しのぶさん…、
分身の相手をすればいいのは、
分かったんですが。
あのっ!もうひとつ…聞きたい事が…ッ」

俺が…聞きたいと思っていた事は
しのぶさんももう分かって居た様で

「もしかして~、なのですが。
炭治郎君が、私に聞きたいと言うのは。
カナヲの事…だったりしますか?ふふふ、
その顔は…正解だって、顔ですね。
どうして、透真さんとは何のゆかりもない、
貴方たち3人を最強…クラスの鬼との、
戦いに駆り出そうとしてるのに。
私とも、さあげはんとも、
カナエ姉さんとも
関りの深いカナヲを…何故、
明日連れて行かないのかと…」


きっとカナヲだって…行きたいと…

一緒に戦いたいって思ってるじゃないかって

どうして…カナヲを連れ居て行かないのかと…

俺はずっと疑問に思って居て 

気になって居たのだった


「炭治郎君が、
納得できる答えかは…分かりませんが。
言ってしまえば、言い方は悪いですが。
非常に身勝手な、
大人の事情…ってやつですよ~。
ですが、それを、決めたのは…私ではなくて。
他でもないあげはさんですので。
私やあげはさんに、万が一があれば…
この蝶屋敷を回す…中心になる存在を
欠く事になりますから。そうなった時には、
カナヲにその役目を
引き継いで貰う事になりますから。
ですが、それは…数ある
理由の中のひとつに過ぎません。
それ以外の理由が…あるのであれば、
それは…あげはさんの姉心…
なのかも知れませんね…。
それは、勿論、私の…でもありますが…。
それを言ってしまえば、あげはさんは…
本当は、ご自身だけで
それがしたい…でしょうからね」


上弦の鬼は…柱3人分

三上透真と言う 元水柱は

最強の…柱と呼ばれてた柱だから

その柱が…鬼に成れば……きっと…

その強さは…未知数…

きっと…あの時…無限列車の時に遭遇した

あの猗窩座と言う名の

あの鬼よりも…きっと上なのだろう…な



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