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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第79章 一夜蜜月 ※Rー18



「俺を…甘くしてくれるんじゃ
なかったのか?あげは」

「今なら…、こちらが…
甘くなっておりますよ?杏寿郎」


そう言って 舌先を
ペロリと口から見せる様に出すと

ここと…言いたげにあげはが

自分の舌を指の腹で
擦りながら杏寿郎に見せて来て

その蜂蜜の香りに吸い寄せられる様に

あげはの唇に自分の唇を寄せて

口の中で蜂蜜と唾液を混ぜ合う様にして

お互いの舌と舌を絡め合うと

濃密な蜂蜜の甘い香りが

口腔内から鼻腔の中を満たして充満する


「んっ…、んぅ…、杏寿郎…ッ」


口の端から漏れる声も
甘さを増して行くのを感じる


「甘いな…あげは、君は…」

「杏寿郎の舌で…、
確かめて…みて…頂けませんか?」


「勿論…そのつもり…だがな…、あげは。
君の…、その身体の隅々まで…
蜂蜜の様に、甘くなっているか…、
味わい尽くす…よりあるまい?」


シュル……と衣擦れの音がして
杏寿郎の手が寝巻の帯を解いて来て

はらり…と 合わせていた寝巻の前が肌蹴る

その下に隠されていた豊かな乳房が

肌蹴た合わせの間から少しだけ…
その一部を覗かせていて


「あげは…、部屋の明りを…落とすか…?」

「ええ、…お願い…致します…」


部屋には電球の明りで十分に明るさがあるが…

その電気を消すと…


部屋の隅に置いてある

行燈の柔らかな明りが
ぼんやりと闇を照らす

バラの敷き詰められた布団の上に

自分の背中を預けると

全開に 寝巻きの前を開かされていて

身体は全て…杏寿郎の前に

晒されてしまって居て


自分の身体の裏側に
敷く様に残っている寝巻は…

何も…隠す意味は成しては居なかった

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