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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第79章 一夜蜜月 ※Rー18



クチュ…と杏寿郎の指が
あげはの陰裂をなぞって来て

蜜口を撫でれば水音を立てるが
ダラダラとだらしなく口から
白濁した液を零している様子はなく

「この中…に、溜まったまま…じゃないのか?」

くぷ…っ…と小さな音を立てながら
指をあげはの中に沈める

しっかりと閉じている口を
ぐいっと押し下げて開かせると
閉じている口に隙間が出来て
どろ…っと自分の指を白濁液が伝って零れて来る

「このまま…、中のも…掻き出すか…?」

「じ、自分で…、
出せます…んんっ、ので…ッ
杏寿郎の、お手を…
煩わせる程にも…、ありません…ッ」

中に入れた指を引き抜くと
あげはが自分の下腹部に手を添えて
いきむ様にして力を入れて自分の中を開いて
中に溜まっている物を外へ押し返すと

こぷ…っと中に溜まっていた白濁液が
蜜口から外へと零れてあふれて来ると

お尻の方へとだらり…と
それが伝って垂れて行く

「洗うか…?石鹸で、どうせ洗った所で、
部屋に戻ったら、そうするだろう…、
とも思わなくもないが…な」

湯船の縁に腰を掛けていた身体を
そこから降ろされて椅子に座らされると
ヌルヌルと石鹸でその部分を洗われてしまって
お湯を掛けて綺麗に流されてしまって


そのまま 用意されていた

寝巻と新しい下着に着替えて

風呂場を後にすると


何時も一緒に寝起きをしている

杏寿郎の部屋へと

杏寿郎に手を引かれながら向かう


杏寿郎の部屋の前に着いて

ガラッと襖を開くと

ふんわりとバラの香りと共に

上等な白檀の香の香りが廊下にまで漂って来て

あれだけのバラがあったのだから

浴室もバラだらけだった様に

ここにも バラが大量にばら撒かれていた


「バラだらけ…だな…、ここも…」

「でも、この大量のバラは、
杏寿郎、貴方が、
ご用意なさったバラにありますよ?
まさか、お忘れにありませんか?」

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