第79章 一夜蜜月　※Rー１８

そう言って　杏寿郎が泡を手に取ると
あげはの茂みの上に泡を
こんもりとなる様に乗せて来て

ヌルっとその手が鼠経を撫で
太ももの間にズルッと滑り込んで来ると
鼠経の内側にも
泡を馴染ませる様にしながら
その手の泡をぬるぬると塗り広げて行く

大陰唇を撫でて行く　杏寿郎の指先が

太ももと大陰唇の境界線の

際どいラインをなぞって行って

その指先が大陰唇とお尻の間に伸びる

「…んっ、ふ…はぁ、…ん」

ゾクゾクっと触れられている場所から
痺れの様な快感を感じて
自分の身体が震えるのを感じる

その境界線のラインに指を添えられて
指を左右に開いて左右同時に
グッと押し込む様にして沈め込んで来る


そのまま　ぐぐぐっと圧を掛けて
指を沈める様に押し当てたままで
振動を膣と子宮口に送る様にして
腕を揺さぶられると

自分の中にその振動が
反響する様に響くのを感じる

「んはぁ、あぁやぁ、あぁ、んんっ、
はぁ、あぁ、ふぁああぁあんんっ」

直接的にその辺りに
触れられている訳じゃないのに
揺さぶられて達してしまっていて

自分の中がとろっとろっに蕩けて
じんわりと蜜が滲み出てくるのを感じる

「あげは、まだ…洗ってないぞ？」

そう杏寿郎の手は
お尻と大陰唇の境界性にしか
触れておらず　お互いの性器を洗い合うと言う
言葉の状態に至ってないと
杏寿郎が指摘する様にして言って来て

その指先が陰裂をなぞって来ると
くちくちとそこが音を立てて
残っていた泡をヒダの間にまで
丁寧に塗り付けながら洗われてしまって

「洗えば洗う程…、君の
ここの中から溢れて来てる…様だがな…」

「……っ、ふ、…は、ぁ…
やぁ、あ、…んん、言わない…でっ…ンんッ
んんっ、はぁ、あぁん…んんっ」