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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第76章 深紅のバラと浅葱の蝶 ※R-18



「んっ、ふ、…んんっ…、んっ!?」

そのまま 
口付けながら荒々しい手つきで
乳房を揉みしだかれてしまって
ぎゅっと先を摘ままれて捏ねられると

「んんんっ、ふ、ん゛――んんっ」

自分の中からダラダラと
蜜が溢れて来るのを感じる

グイっと履いている下着を横にずらされると
ヌルっとその指が濡れた陰裂をなぞって来て

ヌチヌチと音を立てながら
花芯を指で弄られてしまって
そうしてる間も 熱く舌を絡まされたままで

喘ぐその声も吐息すらも
全部…彼に奪われて居るかの様に感じる


「んあぁあっ、ん、はぁあぁ、んんっ」

「…俺が…欲しい…んだろう?あげは」

「んんぅ、は…ぁ、
杏寿郎が…、欲しく…ありま、…すッ」

「なら…、あげは。
君の髪に挿したこれを…、
君のそこから抜いてしまっても?」


杏寿郎が耳元でそう囁いて来て
自分が贈った簪を髪から
抜いてしまってもいいかと
そう確認を取って来るから

軽く握った手を
自分の唇に押し付けながら
コクリ…と 
あげはが小さくその問いに頷く

ちゅ…ぅ…と
あげはのこめかみに杏寿郎が
良く言えましたとでも言いたげに
ご褒美の様な口付けをすると

あげはの髪で 美しい花を
咲かせている簪を自らの手で
その髪から抜き去った

ぱさっ……と 
まとめ上げていてお団子になって居る
あげはの髪が解けて その絹糸の様な
艶やかでサラサラとした髪が降りて広がる


こうして 彼女が

まとめ上げている髪を解くのは

俺と…身体を重ねる時だけ

布団の上に身体を倒されて

あげはの髪が 

布団の上に放射線を描く様にして広がる


褥の上でこうしている 彼女のこの姿は…

俺だけが見ていいと許されている姿だ


「あげは…、君は…美しいな…」


今の彼女を…

髪を降ろしているあげはを

褒める事が出来るのも

当然に 俺だけに

許されている事でしかないのだから




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