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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第67章 春日の決意とカナエの配慮



「いや、気に召すも何も…
かなり、それらしい内装の
仕上がりにはなって居たが。
それよりも工藤。俺が、
その前に頼んでた方はどうなった?」

瞑想部屋の模様替えについての前に
依頼をしていた別件の話について
杏寿郎が話題を変えて来て

「納期が遅れるとは、前に聞いたが。
当日までには届けると言う話だったろう?」

「ええ、そちらの品につきましては
明日にこちらの屋敷に
届く手筈になっておりますが」

「そうか、明日だな、なら明日合わせに
もう一件、別件を頼まれてくれ。
俺は、明日は屋敷を留守にするからな。
明後日にこっちに戻るつもりにしてるから。
それと、合わせて
ある物をお前に用意して貰いたい」

そう言って 前々から依頼していた
別件の要件に合わせて
更に別の事を工藤に依頼したいと
杏寿郎が申し出て来て
工藤に頼みたい別件を依頼した

「はい、確かに。
この工藤がそのお話の件の方賜りました」

「自分で用意しろとは言わないのか?」

「でしたら、
ご依頼のお手紙をお預り致しますが?」


前に あげはには
工藤を頼り過ぎだと言われたのを
杏寿郎が思い出して その件を工藤に
全て任せきりにするのではなく
手紙でその旨を依頼する様言われて

またしても手紙を書きに
自室へ戻る事になったのだが

廊下を歩いていると工藤が後を追って来て


「どうかしたか?工藤
手紙なら今から書くつもりだが?」


「いえ、先ほどの件なのでございますが。
工藤から、炎柱様のご提案が。
春日に任せられては如何でしょうか?
私がするよりも、女性である春日に任せた方が…」

工藤の口から春日の名前が出て来て
杏寿郎がピタッと足を止める

「そうか、なら。
あげは達が仕立て屋から
戻って来たら俺から
春日にこの件は直接に話をしよう。
春日があげはからあの話について、
どんな返事をされたのか俺も聞きたいからな」

「では、炎柱様。
工藤は何をさせて頂きましょうか?」



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