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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第62章 結納編 朝


「では、こちらの
お着物の方、お預かり致します」

「確かにお預かり致しました」


長襦袢だけの姿になって


「あげは様はお胸が豊かで在られますので、
一度長襦袢も脱ぎましょう」

そうアオイが静かに言うと
この上から着せてもらうつもりだったのに
着ていた長襦袢をも脱がされてしまって

肌襦袢だけの姿にされてしまい
自分でも補正はしていたのに
振袖をベストに着る為ですからと


「あげは様は胸も豊にありますが、
腰は締まっておいでにありますので、
洋装であれば、あげは様のスタイルは
とてもお美しくありますが。
着物を一番美しく着こなせるのは
抑揚のない寸胴体形にありますから」


そう言ってアオイがあげはの身体の凹凸を
埋める様にタオルを当ててきよが固定をして
すみとなほが協力をして豊かな胸を
さらしで潰す様にして巻き付けて行く

「って、アオイちゃん?
そんな潰さなくても良いんじゃ…ない?」

「文句がおありでしたら、
更にあげは様のお胸を育てになられた、
炎柱様に仰って下さい」

さらしを締めすぎだと不満を漏らしたら
アオイにそう一喝されてしまって
自分もも前より育っている自覚があるので
アオイに反論するにも出来ず…黙り込んでしまった

さらしでギュウギュウに胸を潰されて
タオルで腰からお尻に掛けての凹凸のない
寸胴の身体に補正されてしまう

タオル何枚使ったんだろ?
タオル巻きになってるなコレ

「さぁ、長襦袢を着ますよ?」

「ささ、お袖をどうぞ?」

すみときよが両サイドから
長襦袢に袖を通す様にと促して来て

促されるままにあげはがそれに袖を通した


ドキドキと自分の胸が騒がしい

それもそのはずだ 
この長襦袢の上に纏うのだから

ギュッと長襦袢の紐をアオイが締めて


「いよいよ…に、ありますね。あげは様
きっと、カナエ様もお喜びにあられます」


アオイがキュっと唇をそう言って結んだ

自分の中から溢れ出しそうな
感情を押さえていて堪えて落ち着ける



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