第61章 蜂蜜と房中術　　※Rー１８

「あげは、可愛らしいな…、君は」

そう耳元に囁きかけられて
彼の舌が耳の縁をなぞり
耳たぶを舌先で弄びながら
胸の先を彼に指先で弄ばれる

彼の舌が耳の裏を這って
胸の先をキュっと軽く摘ままれる

「んぁ、んんっ、ん…や、ダメッ…ッ」

「ああ、そうだったな。
君はここを、摘ままれるよりも、
擦られる方が好みだからな」

ツンと胸の先に杏寿郎が人差し指の腹を
添える様にして軽く当てて来て
そのまま胸の先の頂点の面の所を


こすこすと　上下に擦られて
擦られた部分からは
甘い痺れが広がる


「んあぁあっ、んっ、はぁ、あぁんッ」


それから　更に先を
こすこすと　左右に擦られて


「んぅ、ぁあ、ん、ぅ、あぁっ、んッ」


「こうされるのも、いいが。
君はこうされるのもいいだろう？」


スリスリと胸の先の面を
彼の指の腹で小さな円を描いて弄られると


胸の先の快感が下の方まで伸びて来て

お腹の奥の辺りが
落ち着かなくなって来て

ソワソワと　焦燥感が募る


じわじわと中が潤って

自分の膝を擦り合わせてしまっていて


「んぁあ、はぁ、はぁ、んんっ、
あん、ダメ、そうされ…ました…らっ」

「ダメなのは、良くなってしまうからか？」


胸の先を口に含まれて
指でする様にして彼の舌で

胸の先の中でも感じる場所を
重点的に舐められてしまって

体を滑り降りる彼の手が
ギュッと下腹部に押し当てられると


グイグイとその下の子宮を探り当てれば
下腹を揉み解す様にして揉んで来る


「ふ、あ、んンぁ、
やぁ、んッ、あぁああんッ」


押し上げられる様な快感を感じて
あげはが身体を反らせながら

その与えられる快感を　その身体で受け止める

トントンとあげはの反応から
見つけた子宮の部分を
腹の上からノックする様に刺激する

「ふぁ、あぁんっ、んっ、…ダメ…ッ」

「まだ、声が…硬い…な、あげは。
もっと、俺に…、俺だけに集中するといい」