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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第8章 療養編 蝶屋敷にて


煉獄がここまで言うのなら
上弦の鬼の強さは桁違いって事か

「俺、1人では死んでた!」
「生きてんじゃねぇーかよ!
それも派手によ」
「彼女が居てくれて、助かった!
無茶ばかりするが、感謝しても、
感謝しきれんな!」

彼女が居て助かったぁ?
一体全体 どうゆうことだ?
妙な話じゃねぇか この任務には煉獄1人で
向かったと聞いていたが…違ってたのか?
不死川があれこれと思案していると

バァアアアアンッ!!と勢い良く
病室のドアが全開に開け放たれて
その勢いで蜜璃が中に入ってくる

「あげはちゃーーーんっ!!
聞いたわよぉーーって、あら?煉獄さん?
それに、不死川さんに、宇髄さんまでって、
やだ、私、お部屋間違えちゃった?いやだわ」
と言いながら一度外に出て
部屋の番号を確認するとまた戻ってくる

「しのぶちゃんに、あげはちゃんの病室
…ここだって聞いて来たんだけど?
…でも、煉獄さんにもお出会したかったし、
丁度良かったわ〜」
蜜璃の手には小さな花束があり
どう考えても杏寿郎への
見舞いではなさそうだった

「あん?…あげは…?アイツが怪我すんなんて、
珍しいじゃねぇか」
「オイオイ!…もしかして、煉獄っ!」

あげはが怪我をするなんて
珍しいこともあるモンだと
考えている不死川を尻目に宇髄が
慌てた様子で問いかけて来る

「お前の言ってる、彼女ってのは、
あげはの事なんじゃ…」
「いかにも、そうだが?
何か問題でもあるのか?宇髄!!」

やっぱりそうなのかと 宇髄が頭を抱えて
不死川は怪訝そうな顔をする

通りで… 上弦の鬼は柱3人分
って言われてるんだ
おかしいと思ってたぜ
倒しまではできず 退けたとは聞いていたが

いくらこの炎柱が 強いとは言えど
変な話だと思ってたんだよ 
命あってその上 五体満足だしな
相当 運のいいやつだな 全く

「所で、お体はどうですか?煉獄さん、
見た所、お元気そうに…見えるけど…」
「コイツは、元気だろーが!
んな事より、アイツはどうなんだ?」

殺気立ってるな不死川
余程あげはが心配だと見受けられる

「まあ、俺は多少痛むが、問題ない!
すぐにでも稽古にも戻れそうなぐらいだぞ!!」
「まぁ、それは良かったわ。安心だわ~」

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