第57章 焦れる焦燥　※Rー18

ズチュン…ッ

腰を強く打ち付けられて


「あぁ゛、ん、あんっ、ふ
あぁ、んっ、んぅ、はぁあんッ」


中　繋がってる所

ぐちゃぐちゃに　なってる…


熱くて　トロトロで…

どこまでが自分で

どこからが彼なのかの



境界線を見失う



「ずっと、こうして、あげは。
君と、…繋がって居たい気分だな」


そうしみじみと
杏寿郎が漏らす様に言って来て

グウウウッと圧を掛けて
抜き差しをするのではなくて

腰に腰を押しつけて来て
そのまま　
恥骨で恥骨をグリグリと押す様に

円を描いて腰を回して来て

杏寿郎のモノで中を　
掻き回されているみたいだ

そのままグググと下からしゃくる様にして
腰を打ち付けて来るから

子宮が持ち上げられる様な錯覚を覚える


「ぁあ、んんっ、あぁ、杏寿郎っ、
あぁ、んっ、ダメっ、ん、はぁ、あぁっ」


感じ易い部分をダイレクトに刺激されて
一気に快感が膨れ上がって来て
絶頂が迫るのを感じた


グチグチとそのまま
奥に押し当ててしやくり上げられると

目の前にチカチカと星が飛ぶ様になって

ギュウギュウと快感を強請る様にして

自分の中が杏寿郎もモノを締め上げる


まるで　私の中も

離れたくないって言ってるみたい


「んぁ、はぁああん、
杏寿郎ッ、好きっ、んぁ、あんっ、
好きっ、あぁ、んっ、ぁあぁああんッ」


絶頂を迎えて
自分の中が強く彼のソレを締め上げる


締め上げた事で

自分の四方の壁の全てで


中にある杏寿郎を感じて

また更に　快感が押し上げられて行く


「んんっ、はぁ、んんっ、あぁあんっ」

「…っ、ハァ、…ん、あげはッ
俺も、好きだっ、あげは」


ギュッと　名前を呼ばれて
好きだと言われて　胸の中も自分の中も
切ない感情に締め付けられてしまって


「んんっ、はぁ、杏寿郎…ッ」

「ぅ、ハァ、…呼んでくれ…るか？
もっと…ッ、あげは、
君に、呼ばれたい…んだッ…ハァ」