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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第7章 長い一日


これを返そうと空になった湯呑みを
2人に差し出した

そっと病室を後にしてドアを閉め切る前に
もう一度中の様子を伺った時
2人は思わぬ光景を目にしてしまって
そのまま固まってしまった

そっと音を立てない様にドアを閉めて
2人で顔を見合わせる
2人の顔は赤く染まっていて

「見た?今の…」
「うん、見ちゃった…」
「しのぶ様が、お二人を
同じお部屋にしたのって…」
「あれって、お付き合いしてるって
こと…だよね?」

「炎柱様って、あんなお声出せたのね、
知らなかった」
「うん、知らなかった。
薬湯も何も言わないで飲んでしたし」

赤くなって熱くなった頬を
2人は両手で押さえた


「大人…だったね」
「うん、大人だった」


しまったな と杏寿郎は考えていた
あげはの寝顔があまりにも愛らしくて
つい 唇を寄せてしまったが……

ドアの向こうにまだ さっきの2人の
気配があったからだ

もしや…と思うが……
見られて しまっただろうか?

そんな事になっているとも
つゆ知らず すやすやと 穏やかな
寝息を立てている
あげはの顔を見ていると

そうしてしまいたくなるから
仕方ない……なと思い
もう一度 眠る彼女に 口付けをした













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長い一日をお読みいただきまして、
ありがとうございました。

時間経過としては、猗窩座と戦って
からの当日の日付の変わる前までの
お話で、文字通りの長い一日の話です。

ここから先も、ずーっとこんなんです。
甘い甘い時間が続きますので。
煉獄さんに愛されまくって貰えれば幸いです。
煉獄さん以外にも、愛されまくりですが。

書き溜めている、ストックがまだまだあるので
その内はこれぐらいの更新速度だと思います。
当分は追いつかないと思うのですが、
追いついて来たら更新速度落とすかもです。







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