第53章 期待の募る夜には…　R-１５

「んっ、私の胸が…、
大きくなってるのは、ふぁ…ん、
その、あんッ、…杏寿郎が…ッ」

下から包む様に添えられている手で
じわじわと下から持ち上げられると

持ち上げた胸を杏寿郎の
手の平の根元の部分で
中央に向かって寄せられて行く

「んっ、…ぁ、ん、……は、ぁん」

そのまま
手の平の根元を胸の脇に残して
指先を今度は胸の先には触れないで
乳房の上側に添えられる

え？そこ？と思わなくもないけど

「君の胸は
俺の手に収まり切らないからな…。
収まり切らないからと言って、
蔑ろにするのは良くないだろう？」

でも　胸の横の脇の下の辺りから
中央に向かって寄せられながら
胸の上の部分だけを揉まれるなんて

指先を広げて　胸の肉に指先を
沈め込む様にして揉まれれて
その部分をギュッと掴まれると

その指先が胸の谷間に届いて
谷間の間から寄せた乳房を左右に
掴みながら引き剥がされて行く


「んっ、あっ、…はぁ、ンんッ」


胸の…所…　谷間の方から揉まれたら…

いつもと違う感じがするけど…


「こうされるのは、悪くない…反応だな」


感じていた事を
杏寿郎に指摘されてしまって

谷間の方側に指先を沈められて
乳房を揉まれると　何とも言えない
快感が胸を包むのを感じる

「んっ、はぁん、はぁ、ぁっ…んんッ。
んっ、杏寿郎…、その、触り方…はっ」

「じゃあ、下側もだな」

胸の下側の部分も外側から
谷間に指を入れられてしまって

下から持ち上げられながら
指先で谷間側から開く様にして揉まれると
感じた事も無いような快感が生まれて来て

「やぁ、あぁんッ、
それっ、…やっだ…んんッ」

「それは、嫌じゃないだろう？
いいって声じゃないのか？
嘘はいけないぞ？あげは。
もっと…してほしい…だろう？」

「でもッ、それ…変…、
そうされたらっ、んっ、
あぁん、ダメッ…ん、やぁあんッ」

「珍しいな…、
ここだけでこんなに
乱れる君が見れるなんてな」