• テキストサイズ

その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第52章 蝶の悩みと晩御飯


きっと あげはさんは 

あげはさんで

カナエ姉さんが自分の振袖は
カナヲに渡すつもりなのを
知って居たから 自分の振袖は
アオイに渡すつもりで
仕立ててたのでしょうけど

「アオイも…、見に来ますか?」

「え、しかし、仕事が…まだ」

「着物、数枚見せるだけですから。
そんなに、時間は取らせません。
ですから、アオイも、どうですか?」

仕事に戻らなければと言うアオイに対して
しのぶが少しぐらい良いだろうと

普段のしのぶからは考えられない様な

そんな事を言って来て


「あ、ハイッ。ご一緒致します」


アオイも カナヲと一緒に
しのぶの私室へと向かった




ーーー
ーー



そう言えば…家に着いて
そのままバタバタと出て居たので

すっかりタイミングを逃してしまって
聞きそびれてしまったが

帰って来たのは 杏寿郎一人で
一緒に家を出た
炭治郎の姿がなかった


「そう言えば、杏寿郎。炭治郎君は
ご一緒では無かったのですか?」

「ああ。竈門少年か?
竈門少年は任務が入ってしまってな!
帰りにそのまま別れたんだ」


「そうでしたか、あの2人も
戻ったばかりなのに、そのまま
任務に向かいましたし……あッ」


そこまで言って ふと気が付いた

ふたりきり…なのだと言う事に


「…参ったな。今夜は、
ふたりきり…になるのか」


「なっ、私と2人だったら
ダメなんですか?杏寿郎…」


杏寿郎の言った”参ったな”を
別の意味に曲解したあげはが
不満そうにそう言って来て


「分からないのか?あげは…。
だから、
参ったと言ってるんだが?俺は。
昨日の夜は甘露寺が居たから…、
時間を区切る事が出来たが…その…ッ」

さっきまで 不満そうな顔をしていたのに
言っている言葉の意味を理解したのか
今度はあげはが頬を赤く染めてしまった

「…なっ、やっ、あのッ。そ、それは…」



「昨日の夜の続き…、でもするか?」




/ 1961ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp