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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第51章 喧嘩の後は…



恐らくにではあるが

あげはの中では

俺は 団子屋の一連を知らないと言う事に

なって居るだろうから

どう来るのかは 

様子を見てみない事には分からないが


「美味いと評判の団子屋…に、春日に頼まれて
団子を買いに行って来た…だけ…だと?」

「そうなのであります、杏寿郎。
ずっと籠り切りも良くありませんですし?
気分転換も兼ねて、あの2人が
行こうって誘ってくれたのもありまして」

「あの2人……、と言うと?」

「ああ。
善逸君と伊之助の2人にあります。
任務から戻っておりまして。
団子の美味しいお店があると、
私に話をしてくれたので」

「で?その美味しいと言う団子は
美味かったか?」


春日さんがあの包みを持っているから
私が言い逃れは出来ないんだけど

団子屋に行って その

団子…食べてないって 不自然過ぎるっ


「そうか…、もう食べて来たんだったら。
土産も無駄になってしまったな…」

そうわざとらしく
杏寿郎が残念そうにそう言うと
ちらっと春日の方へ
杏寿郎が目配せをして来て

春日がハッと何かに気が付いて


「失礼を致しました、
私は下がらせて頂きますので。
炎柱様、ごゆっくりと…
お二人で、お心お済になるまで。
お話をなさって下さいませ」


そう春日が逃げる様にして
玄関から離れて行って

引き留めたい気持ちが思わず
言葉に出そうになってしまいながらも

ちらっと あげはは
自分の後ろに立って居る
杏寿郎の顔色を窺った



玄関に杏寿郎と二人きりになってしまって

正直かなり気まずい…な これ


「で?あげは。
あの団子屋の自慢の
エビ団子は美味かったかと
俺は聞いているんだが?」


エビ団子と言う言葉が
杏寿郎の口から出て来て
ドキッと胸が跳ねてしまった

これは もしかしなくても
杏寿郎に 疑われている…よね? 私




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