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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第46章 蝶の憂いと私刑執行?


そう言って 自分の人差し指を
唇の上に乗せて ふふと
意味深な笑みを浮かべて来る

「しのぶちゃんの、冗談は
笑えないからやなのよ…ッ」

「ねぇ、何のお話なの?」

そうおずおずと蜜璃が話しかけて来て
あげはとしのぶがしまったと言う顔をした

「使うか使わないかはお二人の問題ですし、
煉獄さんと今夜にでも
お話をなさっては如何です?
もっと、お薬に頼らない
原始的は手段なら
煉獄さんに先程、
お譲りしておきましたから。
私は煉獄さんが
馬車を手配して下さってますので
ここで、私は失礼しますね。
では、当日のあげはさんの
振袖姿を楽しみにしていますので」

そう突然現れたしのぶに
謎の医療器具の様な物と
界面活性剤を渡されてしまった

「ねぇ、あげはちゃん。
あのー、聞いてもいいかしら?
さっきはしのぶちゃんと、
何のお話をしてたの?」

「えっと、その…かなり
綿密な家族計画…的な類の事かな?」


それを聞いて蜜璃の顔が
真っ赤になったのは言うまでもなく

「そそっ、そうよね?
夫婦になるんだもの。
当然、赤ちゃんだって…ッ。
煉獄さんと、あげはちゃんの赤ちゃん、
きっと可愛いに決まってるわ!
生まれたら
抱っこさせて貰ってもいいかしら?
私、兄弟多いから。
面倒見るのも任せて置いて!」


そう蜜璃が鼻息を荒くしながら
拳に力を入れつつに力説をして来る


さっきの 
しのぶちゃんの言っていた
殺伐とした話に比べると
蜜璃ちゃんの言う事は
可愛らしくて夢があるよな


国が認可したがらない事情も…
何となくには想像が付くけども


もっと安全性と確実性の高い方法があるのに…だ


お国柄…なのかも知れないが…


苦痛とリスクしか伴わない
原始的な方法が第一選択なのだから










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ここでしのぶから夢主へ
渡している謎の医療器具の様なもの。
至って構造は単純です、レンズとライトを
合わせただけの代物ですが。

日本ではあまり馴染みがないかも
知れませんが。
唾液をレンズに付けて乾燥させて
覗くだけで、妊娠しやすい時期かを
簡易に知る事が出来る器具です。
アメリカでは8割以上の信憑性と
言われています。

顕微鏡あるなら、作れるよね?と言う
安易な発想ですいませんっ。

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