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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第46章 蝶の憂いと私刑執行?


杏寿郎の前に箱を
1つ 2つ 3つと重ねて置いて

「胡蝶、これは何だ?」

俺に必要な物だと
それも近い内にと言われてしまって
その箱をまじまじと見つめる

「ああ、知りたいですか?
これは…敷島サックとかってご存じです?」

「話には聞いた事があるが…」

敷島サックを知っているかと言う
しのぶの言葉に
歯切れ悪く杏寿郎が返した


「ええ、まだ国内での生産も
量産が始まったばかりで、
国産の製品は、品質も今ひとつなので。
こちらは個人輸入でとある筋の方が
お取り寄せなさっている海外製品を
おすそ分けして頂いたものなので。
日本製の製品よりも、
あちらの物の方が安全性も高いですし、
効果的にも着実な効果が期待できる品物です」

敷島サックと呼ばれている物は
性交時に男性器に装着する代物だが

何故胡蝶はこれを俺の所に持って来たのか

俺はその辺りは それこそ
天からの授かりものだと思って居るし

そうなるのを隔てる必要も道理もないと
そう考えているのだが…

胡蝶は俺に必要だと言って来て

訝しむ様にして杏寿郎が
その箱を眺める

「それは、知っているが…、
俺には…それは不要だと思うが…」

ピシッとしのぶが人差し指を立てて
左右に振るとその指で杏寿郎の
鼻の頭の辺りを指さして来て

「いいえ。必要だと思いますけど?
だって、煉獄さんは
現に、この数日も耐え難いご様子ですし。
もし、あげはさんが妊娠してしまえば、
もぉーーと長い期間、
そう言った行為は出来ませんよ?」


























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どうでもいいはみ出し話

今でこそ、日本はコンドーム大国。

明治時代から、国産のコンドームも
生産開始されてますが。
当時は避妊目的で使用されておらず、
ジョーク商品的な
意味合いが強かったようです。
早くより生産していた諸外国に比べて
品質もかなりお粗末であったらしいです。

敷島サックは当時の商品名、
ハート美人と言うのも当時から
あったらしく。
こちらは令和の現代も、同じ商標で
販売されている現役商品だったりとか。

相模とオカモトのHP…お世話になりました。

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