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その恋は琥珀糖のような【鬼滅の刃】【煉獄/救済】

第45章 蝶の跡は月夜に舞う



蜜璃ちゃんの…おっ…ぱ…ッっと

「蜜璃ちゃん、ごめんっ」

とあげはが蜜璃に謝って
よいしょっと自分の顔の上のソレを
あげはがずらして顔を出して

ここぞとばかりに
新鮮な空気を吸い込んでいると

蜜璃の顔が目の前にあって

カクンと蜜璃が舟をこいだ時に
その柔らかそうな蜜璃の唇が
自分の唇に当たりそうになったのを

自分の手でガードする


危ない所だった


不可抗力だとは言え 蜜璃ちゃんの

唇を奪ってしまう所だった


それにしても その豊かなお胸で
窒息しそうになるなんて…ね

女同士でありながら

役得…だったのかも知れないけど


「っと、蜜璃ちゃん、
お布団で寝ないと
身体、痛くなっちゃうよ?」

あげはがトントンと
隣に移るのを促す様に蜜璃の肩を叩くと

「う…ん?…そうね…すぅ…」


蜜璃が生返事を返して
半分寝ながらもぞもぞと隣の布団では無くて
あげはの布団に潜り込んで来て

いや 身体近いからっ

蜜璃ちゃんの布団は

こっちじゃなくって あっちだから

ピトッと蜜璃が身体を寄せて来て

柔らかいし温かいしいい匂いするけど…ッ


「んふふふふっ、
あげはちゃん…、温かい…わ」

そう言ってスリスリと
自分の身体を摺り寄せてくる

「え?あ、蜜璃ちゃん…離れてっ」

「すぅ、枕、枕がないわ…、あ、ここね」

ちょ どんだけはっきりした寝言?

って蜜璃ちゃん もしもし貴方が

枕にしてるのって もしかして

「うふふふ、
ふわふわね…。柔らかいわぁ」

そう蜜璃が嬉しそうな笑顔を浮かべながら

枕にしている 
あげはの胸の感触を楽しむ様に
自分の顔を押し付けて来て
そのままもみもみと弾力を確認されてしまう

「やっ、ちょ、ダメ。寝てるの?
それ、枕じゃないからっ、
蜜璃ちゃん、それ、私の胸だからっ」


その後 何とか

蜜璃を隣の布団に移動させて

寝てても凄い力だったから

無駄に体力を使ってしまった



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